32・33・34GTRチューニング情報 VOL1
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BNR34チューニング情報
 
兵庫県H様のBNR34GTRは、中古で購入されたのですが、ツインターボである事、HKSのスペシャルパイピングKITが付いてる事、ブローオフバルブが大気開放、バランスチューブが付いてないetcの条件が重なりサージングがひどく加速しないし、パワーもありませんでした。
予算の範囲で何とか解決しようと、リセッティングしましたが、フューエルポンプがどうもノーマルしか入ってなかったり、調整式レギュレーターが付いているのに燃圧計が付いていなかったりと大変でした。中古車を購入する場合、信用出来る店で購入しましょう。
サージングは相当収まりパワーもポンプの限界まで発生しました。

 

SPEC
(TRUST) T-517ZタービンKIT、サクションパイプKIT
(HKS) FコンVプロ、オイルクーラー、EVC
(東名) IN、EX、260°カム
(NISMO) フロントパイプ、キャタライザー
(マインズ) マフラー
(SARD) 720ccインジェクター
(RH9) CL1070インタークーラー
(オリジナル) フューエルポンプ電源ライン+−

ブースト圧 1.44→1.28kgm/p時
578.5ps 58.3kgm
パワーチェックグラフ画像

〜フェニックスパワーのエンジンオーバーホール方法〜

 

 

1. フェニックスパワーでのエンジンオーバーホールは完全分解、完全清掃、完全管理から始まります。
2. 使われていた場所にしっかり戻すため各パーツの保管が重要となります。これが、信用、信頼される大きなカギなのです。
3. 数多くの使えるピストン、コンロッドから重量の同じ物を選択してバランスの良いシャープな吹け上がりを実現します。
4. RB26の弱点とされる紙ガスケットを使わず、メタルガスケットを重要な箇所で使用し、圧もれ、排気もれetcのマイナートラブルを防ぎます。
5. ヘッドカバーetcもご希望の色にカラーリングし、ボンネットを空けてエンジンルームを観るのが楽しみになります。
6. タービンは再使用が可能かどうか熟練メカニックが判断し、場合によってはお客様と相談してパワーUP用タービンに変更する事も多々あります。
7. こうして出来上がったRB26オーバーホールエンジンは、吹け上がり、レスポン、トルク感etc抜群に仕上がり、安心のドライブが可能となります。RB26が搭載されるBNR32、33、34GTRは、この先まだまだトップエンジンとして人気NO.1の座をキープし続ける事でしょう。
皆様もフェニックスパワーで安心のオーバーホールを行い永い間、RB26とお付き合いをしていきましょう!!

 

 
BCNR33

 
福井県高島様のGTRは、中古車で購入した時からFコンVプロでブーストUPされていましたが、乗り出してすぐに不調になり、圧縮測定した所、ENGブローが判明しました。当社では、普通に綺麗にO/Hして、パワーFCとZ32エアフロを使ったブーストUPに修正しました。
ラインを見て判る通り芸術的なパワーカーブ、トルクカーブに仕上がりました。


 

SPEC
(TRUST) エアインクス、サクションKIT
(APEX) フロントパイプ、パワーFC
(日産) Z32エアフロ、純正触媒
(HKS) 旧EVCプロ
(不明) マフラー

ブースト圧 1.32→1.13kg/p
453.6ps 57.4kgm
パワーチェックグラフ画像

 
BNR32

 
愛知県の堀江様BNR32は、水害でENGの中に水が入ってしまったので、O/Hがてら、2.7ℓ化しました。
グラフのラインを見て判る通り、とてもマイルドに仕上がりました。ブーストも低く全く無理していませんので大事に乗って下さい!!

 

SPEC

(コスワーク) 87パイ鍛造ピストン
(HKS) GT2530タービン×2、280ℓ/nポンプ
(TRUST) インタークーラー、プロフェックB
(APEX) パワーFC、キャタライザー、RSマフラー
(BLITZ) 720ccI/J

ブースト圧 1.38→1.32kg/p
577.9ps 60.6kgm

パワーチェックグラフ画像

BNR34
 
兵庫県の宮内様BNR34は、マインズでチューニングされた車を購入されたようでした。どれ位のブースト圧を掛けるのが妥当なのか?何馬力位出ているのか?不安だったので持ち込まれ、パワーチェックetcを行い不調では無い事を確認しました。これで一安心したので”もう少しトルクが欲しいなあ〜”の要望で、Vカム+パワーFCでのリセッティングを行いました。

 

SPEC

(HKS) パワーフロー、GT2530タービン×2、インタークーラー
EVC、IN側VカムAタイプ、EX側264°カム
(APEX) パワーFC
(マインズ) エアフロメーター×2、240ℓ/hポンプ、フロントパイプ
(BLITZ) 550ccI/J
(日産) 純正触媒

ブースト圧 1.45→1.23kg/p
           566.0ps 62.7kgm

この状態でインジェクターは94%使用でほぼ
使い切った仕様です。


パワーチェックグラフ画像

BNR32

当社23年の歴史上”最高バランスの32GTR”と断言出来るのが
大阪府津崎様のマシンです。とにかくこのSPECをご覧頂ければ
お判りでしょう!!書き切れないので省略して記入しました。
 

SPEC

(NISMO) 限定GT28エンジン乗せ換え・サージタンク
(HKS) IN側VカムAタイプ
(RH9) EX側262°カム
(TRUST) T-517ZツインターボKIT・パイピングフルKIT・エアインクスクリーナー
(ARC) インタークーラー
(HKS) オイルクーラー、280ℓ/nポンプ
(日産) Z32エアフロ×2
(SARD) ラジエター、660ccインジェクター
(オリジナル) 第1、第2オイルキャッチタンク
(APEX) パワーFC、キャタライザー
(マインズ) フロントパイプ、チタンマフラー 
(ATS) カーボンツインクラッチ、LSD
(RH9) 最適化リビルトミッション
(Biot) フロントブレンボ6Pブレーキ、リアブレンボ4Pブレーキ
(トップライン) アラゴスタ別タン付特注アラゴスタ車高調KIT
(BBS) RG-R、DBK F,R共 10.0J-19インチ
YOKOHAMA) ADVANスポーツ F,R共275/30-19インチ
(RECARO) SR-6×2脚、リアシート張替え
(アバンス名東) フロントリップスポイラー
(Veilside) リアウイング


MAX1.6kg/cm時  625.2ps  75.2kgm

オーナーはお休みの日に奥様と旅行に行く事が多く、この32GTR
は長距離がとても楽だと絶賛しておりました。
チューニングカーだけど乗り易く、安心して遠方に行ける車造り!!
自信の1台です。

パワーチェックグラフ画像

BNR34

BNR34のエンジンノーマルにTRUST T517ZツインターボKITを装着しました。
ブースト1.58Kg→1.45Kg時、549.8PS 60.9kgmを発生しました。
パワーグラフが示す通り、下から上まで綺麗に吹け上がります。

使用パーツ

TRUST T517ZタービンKIT
APEX パワーFC フロントパイプ キャタライザー RSマフラー
BLITZ D-SBC−ID 720ccインジェクター
HKS 280Lポンプ オイルクーラー
日産 Z32エアフロメーター
RH9 CL1050インタークーラー
オリジナル オイルキャッチタンク

「ブーストアップも少し飽きた・・・もう少しパワーUPしたいな〜」と言うお客さんにお勧めです。

ENGルーム画像

パワーチェックグラフ

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